コラム

BIツールの活用事例:マッピングレポート

BIツールの活用事例:マッピングレポート

  • 2017/07/06
  • 技術ソリューション
BIツール(ビジネスインテリジェンス・ツール)とは、蓄積された大量データを収集して分析し、グラフまでの視覚化が容易にできるアプリケーションツールです。
ひと昔まではサーバーシステムの導入を含め、手軽に扱えるものではありませんでしたが、昨今のBIツールはある程度高スペックのパソコンを用意すれば、「インメモリ」で大量のデータ処理を行う製品が登場しています。
 
BIツールは様々な情報を利用して、グラフ化することが出来ますが、今回はその活用事例として、顧客データを利用した「マッピングレポート」をご紹介します。
<レポートの元データ>
・顧客データの住所
・顧客が利用している空港
 
この2つのデータを用いて顧客の居住地と利用空港を地図上にプロット、可視化したのが以下の「マッピングレポート」です。
「どこからどの空港を利用しているか」が一目瞭然であることがお分かりいただけるかと思います。(本レポートは、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港の3つに絞って表示)
 
 
 
以前であれば、この「マッピングレポート」を作成するために、サーバーシステムの導入だけでなく、導入後も情報システム担当者にレポート作成を依頼、プログラムにて実装・・・と非常に多くのコストと時間を要していましたが、BIツールを用いると「ノンコーディング」で作成することが出来ました。(ちなみに所要時間は1時間程度)
 
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ところで、この「マッピングレポート」は、さらに地図を拡大することが出来るのですが、実際に地図を拡大してみたところ、少々想像していた利用空港とは異なる地域があることに気付きました。
 
 
上記は、山梨県を中心に地図を拡大したものですが、山梨県にお住まいの方々は「羽田空港(オレンジ色)」ではなく「中部国際空港(緑色)」を利用されていることが判ります。
「マッピングレポート」を作成するまでは、距離的に近い「羽田空港」を利用されているはず、と漠然とイメージし、メール配信/広告配信する際の『セグメンテーション』も羽田空港の前提(例:山梨県在住の顧客には「羽田空港発着」のお奨めフライトメールを配信)で考えていたのですが、セグメンテーションを再検討すべきことに気付きました。
(ちなみに、この後さらに「なぜ中部国際空港?」も他の指標から分析しましたが、またの機会に)
 
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今回はBIツールの活用事例について、ご紹介しました。
BIツールは、今回ご紹介したようなマーケティングだけでなく、経営上の意思決定、営業、製造など様々な職域で利用することが可能です。
どのようなBIツールを導入すべきか、データをどのように整備すべきか、またその運用方法等、当社にてご支援いたしますので、お気軽にお問合せください。
 
 

 


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